精神の障害 統合失調症

性格は非常にまじめで、学業も優秀だった。ただ人混みが嫌いで、満員電車に乗ると緊張し非常に疲れがたまることが多かった。大学を卒業してもなかなか希望する会社への就職が決まらなかった。いつまでも無職というわけにもいかないので、大手運送会社で配達の仕事を準社員としてはじめた。ここでの人間関係は思わしくなく、同僚とのトラブルが何度かあった。数年務めた後、顧客からのクレーム(後でわかったことだがお客様の勘違いだった)から会社を退職せざるを得なくなった。その後再度、就職をしようと試みたが、このことがトラウマになり最後の一歩が踏み出せず、自宅に引きこもり状態になってしまった。

その何年か後自宅周辺の隣人ともトラブルが発生し、住んでいたマンションから退去するよう依頼されてしまった。このような状況で、保健所等のから要請で精神科への緊急入院し統合失調症と診断された。退院後、両親とともに郊外に引っ越しをした。本人は自分が病気で働くことができず、国民年金、国民健康保険料も、自分で支払うことができないことがいつも気になっていた。障害年金が受給できるようになって、社会から支えられているという共助の実感を得て、自立した生活への支えになっているようです。

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