ポイント ( 2 )

相当因果関係について
障害年金を申請するにあたって、先に述べたように、初診日がいつなのかは非常に重要になる場合があります。障害の原因になった傷病が明らかな場合は問題ありませんが、中にははっきりしない場合があります。従って初診日を判定する場合は「前の疾病や負傷が無かったら後の傷病は起こらなかったであろう」と判断される場合は「相当因果関係あり」...
初診日とは
初診日とは、障害の原因となった傷病(対象傷病)で初めて医師又は歯科医師(医師等)の診療を受けた日のことを言い、具体的には以下のように取り扱われます。 ① 初めて診療を受けた日(治療行為又は療養に関する指示があった日) ② 同一の傷病で転医があった場合は、一番最初に診療を受けた日 ③ 過去の傷病が治癒し、同一傷病で再度発...
65歳以上でも請求できる場合がある。
1年ほど前、電話相談で69歳の男性から、次のような相談がありました。 「15年ほど前にパーキンソン病になったが、3年ほど前に症状がひどくなり、経営していたブテイックをやめた。障害年金を受けることができるか?」 今回の場合 ・初診日が15年ほど前で、当時は仕事もしていたので症状は軽い。 ・自営業者で国民年金に加入している...
黙っていればいいのか?
先日、電話相談をしていると、「現在、障害年金を受給しているが、申請時の初診日より前に実際の初診日がることが分かった。黙っていたほうがよいか?」との質問がありました。 初診日は、障害年金の受給資格を判断するうえで最も重要な要素です。初診日が変更になった場合、現在受給中の障害年金の受給資格に変更なければ、そのまま年金事務所...
初診日の確認方法について
障害年金の請求については、これまでも何度か言ってきたように、初診日を明らかにすることができる医療機関の証明書類(受診状況等証明書)が必要ですが、省令が改正され平成27年10月1日から初診日を証明する書類がなくても、初診日を合理的に推定できるような一定の書類の添付により本人が申し立てた日を初診日と認めることができるように...
障害状態確認届が遅れて提出された場合の基本的な対応
障害年金は有期の場合が多く、2年~5年ごとに障害状態確認届(診断書)を提出する必要がありますが、提出指定日までに障害状態確認届(以下確認届)が提出されないことがあります。この時の対応方法の概要は以下の通りです。 なお提出日から3ヶ月を過ぎても確認届が提出されない場合は、支給停止されます。 1) 提出指定日までに確認届が...
3号不整合期間と保険料納付要件
3号不整合期間とは 3号被保険者がきちんと手続きをしなかったために、未納期間となってしまった。しかし手続きをしなかったことが、下記のようなやむを得ないと考えられる事情があることが分かってきた。 例1 会社員だった夫が退職し、厚生年金加入者(第2号被保険者)でなくなった以降も、妻が第3号被保険者のまま管理されているケース...
3号特例と平成23年の年金確保支援法の関係
第3号被保険者は年金を支払わず手続きのみで加入、喪失するので、些細なことで手続きをしなかったために、未納になってしまうケースが多く発生した。 例えば ① 短期の生命保険の営業のバイトをした。本人は一時2号被保険者になったことを知らず、 会社もそのことを本人に伝えなかった。 ②  第3号被保険者がパートとして就職し、2号...
障害厚生年金と障害基礎年金は併給されない場合がある。
厚生年金加入中の障害で3級の障害厚生年金を受給中に、会社を退職し、国民年金に加入した。 その後障害厚生年金の受給の原因となった傷病とは別の傷病で障害基礎年金2級の受給権を得ると、どうなるのか? この場合、2つの傷病の初診日が前発は厚生年金、で後発障害が国民年金なので、併合認定はされず、はじめて2級の障害年金とはなりませ...
傷病手当金と障害年金は併給される場合がある。
傷病手当金を受給中に同一の傷病で障害年金の受給権が発生することがあります。 基本的には、傷病手当金と障害年金は併給されず、障害年金が優先して支払われます。 従って、障害年金の受給権が発生したら、健康保険の保険者(健康保険組合、協会けんぽ) に届出る必要があります。 届け出をしないと後で返還を求められます。 障害厚生年金...