審査機関の一元化について

障害年金の審査は、国民年金は各都道府県の事務センターで、厚生年金は日本年金機構の本部で、各共済年金は、各々の共済年金で審査されています。
しかし来年(平成29年)4月をメドに国民年金と厚生年金の審査を東京の障害年金センター(仮称)に集約一元化することになっています。一部の都道府県では既に今秋(平成28年)から先行実施されています。
これは、特に精神の障害等級判の判定に最大6倍の地域差を解消することが主たる理由ですが、セキュリティー上の問題もあるようです。
これによって以下のことが懸念されています。
① 厚生年金より国民年金の審査が厳しくなる?
国民年金の判定が前記のように最大6倍の地域差がありましたが、それとは別に厚生年金と国民年金では、障害等級2級の審査が厚生年金の方が厳しいと言われていました。(都道府県によって異なる)それは、厚生年金は2級に該当しなくても3級に該当すれば、ほぼ障害基礎年金と同額の年金が支給されるが、国民年金で2級に該当しなければゼロになってしまうので、審査官の温情のようなものが働いているとも考えられます。
これが全く同じ基準で審査されるとどうなるか?
② 審査期間が長期化する?
現在審査機関が3ヶ月程度かかっていますが、一元化の一段落するまで、さらに長期化する懸念があります。