65歳以上でも請求できる場合がある。

1年ほど前、電話相談で69歳の男性から、次のような相談がありました。
「15年ほど前にパーキンソン病になったが、3年ほど前に症状がひどくなり、経営していたブテイックをやめた。障害年金を受けることができるか?」

今回の場合
・初診日が15年ほど前で、当時は仕事もしていたので症状は軽い。
・自営業者で国民年金に加入している可能性が高く、3級なら可能性はあるが、2級はかなり厳しい。
・現在すでに69歳なので、現在いくら症状が重くても請求できない

と判断し、障害年金は一般的には65歳以上(注)は請求できないと言われています。と答えてしまいました。

後日、このレポートを見た電話相談の事務局の担当者から、
「一般論ではなく、相談者に合わせたもう少し丁寧な説明をした方がよいのではないか?」
という指摘がありました。
確かにその通りです。
65歳を過ぎたら、事後重症の申請はできませんが、障害認定日の請求はできます。
今回の場合は 
・パーキンソン病になった15年ほど前の障害認定日の時点の、カルテが病院に残っているか?
・初診日の頃、加入していた年金制度、納付状況はどうか?
・現在受給している老齢年金と障害年金受給の場合どれほどの差があるか?

を確認すべきでした。
その状況によっては現状よりもかなり多い額の障害年金が受給できる可能性があります。

70歳を超えて、認定日請求をして障害年金を受給できる事例もあります。

(注) 通常は65歳を過ぎると、障害年金の事後重症の請求はできませんが、老齢基礎年金の繰り上げ請求をした場合には、65歳に達したものとみなされ、その時点から事後重症の請求はできません。

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