母の遺族共済年金は障害を持った子に転給される?

先日、50代で障害基礎年金2級を受給中の方から、母が遺族共済年金を受給中だが
母が亡くなったら、自分が受給できると聞いているが、本当か?聞かれました。

共済年金は平成27年10月1日をもって厚生年金と統合され、共済年金の大きな優位性の1つであった、遺族共済年金の転給も廃止されました。従って、普通に考えれば、母が亡くなっても、障害を持ったその子に転給はされないことになります。

ちなみに遺族共済年金は、父親の死亡当時生計を同じくしていた配偶者等であり、その順位は 
第1順位者は 配偶者・子
第2順位者は父母、
第3順位者は孫、
第4順位者は祖父母です。
**子、孫の場合は18歳未満、又は障害等級1級2級(年齢制限なし)**

今回の場合は父親が亡くなったのが、統合日(平成27年10月1日)以前でした。
従って、父親の死亡当時障害等級1級又は2級の子であれば、母親と同順位であり、既に受給権が発生しており、母親が受給中なので、支給停止になっている状態です。

このことから、母親が受給している遺族共済年金は、父親が死亡が統合日以前で、当時も障害等級1級又は2級であれば、母親が亡くなったら、転給ではなく、支給停止が解除されることになります