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子育て中にうつ病を発症

(発達障害とうつ病で障害基礎年金2級を受給決定)

38歳 女性 埼玉県在住

1 相談内容

物心ついたころから失敗が多く、理解力が足りないというか、親や先生がいろいろ言っても何を言われているかよくわからなかった。何か失敗をすると父親は暴力をふるった。

小学校、中学校では集団行動が苦手で、中学校になると授業についていて行けなくなっていまい、不登校になってしまった。高校は通信制で年間数日しか学校に行く必要が無く、なんとか卒業できた。この頃からアルバイトをし始めたが、覚えるのが遅く、ミスも多かったのでどれも長く続かなかった。高校卒業後、アルバイトを転々としていた。この頃自分も、家族も、学校の先生も本人が発達障害などの病気であるとは思わず、精神科や心療内科には相談したことが無かった。そのうちに彼氏ができて結婚して、すぐに子供が生まれた。しかし子育てのプレッシャーや、毎日の掃除洗濯などの家事が苦手で、どんどん落ち込んでいくので、精神科を受診すると、うつ病、発達障害と診断を受けた。パートにも行くことができず生活が苦しい。障害年金は受給できないか?と相談を受けました。この要素には、下記2点をご記入ください。

2 経過 

精神科の先生に診断書を記載していただいたが、2級にはかなり厳しい記載内容でした。会社での正社員での就労がほとんどないので、3級では不支給になってしまいます。

主治医と面談しましたが、記載内容は変更できないと言われたので、申立書でカバーするほかはありません。

私の経験や、勉強会の仲間たちの話から、9割以上は診断書で障害等級が判定される。申立書は、診断書に記載されたこととの整合性を確認することが主たる目的で、記載内容によってマイナスにはなっても、プラスになることはない。と言い切る仲間もいます。

申立書に、発達障害の具体的な事例を出生から今日まで、なるべく詳しく記載するなど大幅に加筆修正して提出しました。

しかし、診断書の記載内容から、不支給を覚悟していました。

 3 結果 

約3か月後、障害基礎年金2級の判定でした。認定日請求でしたので遡及適用でした。自分でも驚いています。

子育て中であること、訪問看護を受けていること等が考慮されたとも考えられます。

 


発達障害で障害基礎年金2級受給決定
(大学での心理テストで発達障害と判定)

20代 男性 埼玉県在住

相談内容 

お母さまからの相談でした。息子が大学で進路指導の参考資料作成のためとして心理テストを実施したが、その結果、他人と情緒的にかかわることが苦手で、自閉症スペクトラムの傾向があると指摘された。

そう指摘されてみると、幼いころ、言葉の数が少ないことを、先生から指摘はされてはいたが、小学校、中学校、高校、大学と成績は普通より良かったので、病気であるとは思わず、精神科等の医師の診察を受けたことはなかった。しかし友達がほとんど無く、誰かと一緒に話をしているところを見たことがないとのことだった。

学校から専門家(精神科)での診断を勧められ、近隣の精神科を受診すると広汎性発達障害であると診断された。大学ではグループ(チーム)で研究することが多く、その中でみんなから疎まれて一緒に行動することができず、卒業の見込みが立たず、退学せざるを得なかった。障害者枠で、一般企業に就職は決まったが、将来の本人の生活を考えると、経済面での不安が大きい。障害年金の可能性はあるか?との相談でした。

2 経過  

障害者枠での就職のために、精神障害者福祉手帳の申請をした時の診断書の控えがあり、その内容を拝見させていただいたところ、2級の可能性があることが分かりました。

幼少の頃からの生活の概略をお聞きして、申立書を記載しました。発達障害は、言うまでもなく先天性の病気ですので、幼少期から発達障害特有の症状(行動)が必ずあるので、それをきちんと申立書に記載することが重要です。

ただその時は、障害者枠ではあったが、一般企業に就労が決まって半年ほど経過していたので、それがどのように判断されるかがポイントでした。

2 結果 

3ヶ月ほどして障害基礎年金2級が決定しました。

一般企業に障害者枠で就労している同じようなケースで不支給の決定がされることがあります。その判断基準は明確ではなく、診断書の内容、就労状況等で総合判断されます。

   

2度の再請求で支給決定
(更新時に支給停止になり発達障害で1年半後受給決定)

20代 女性 埼玉県在住

1 相談内容 

発達障害で障害基礎年金2級を受給していたが、更新時に支給停止となってしまった。

ご両親からどうしたらよいのか?として依頼がありました。 

2級が認定された時と、2年後の更新時と違っているのは

・当時は就労してもどこも長く続かず無職であった。

・更新時は、障害者枠ではあったが、就労できていて、週30時間程度働いていて1年以上継続していた。

・診断書は、就労できていることもあって、少し軽微な内容になっていた。

・当時は両親と同居していたが、更新時は就労場所の関係でアパートで一人住まいだった 

障害者枠とはいえ1年以上継続して就労し、一人住まいであることから非常に厳しい状況でした。 

2 経過  1回目の再請求(支給停止事由消滅届)

ご本人は発達障害に加えて、軽度ではあるが知的障害もあり、一人住まいとはいえ、料理はほとんどできず、掃除も、時々来る母親任せであり、近くの勤務先と、近隣のコンビニでの買い物以外はほとんど外出しないということでした。診断書に記載してある日常生活状況とは違う気がしたので、主治医の先生に、再度診断書を記載していただくようにお願いしました。

また就労状況についても、職場の責任者にお会いして、仕事の内容、配慮、評判等についてお聞きし、その内容を、診断書に反映していただきました。

*厳密には再請求ではなくて、支給停止事由消滅届です) 

2 結果 審査請求も不支給

診断書は、2級には何とか届くか?といった内容でしたが、職場の責任者から、コメントをいただき、かなり期待していましたが、不支給でした。ご本人も両親も非常に落胆されておられたので、審査請求をしましたが、不支給でした。再審査請求は諦めて、しばらく様子を見ることにしました。

3 2回目の再請求(支給停止事由消滅届)

1回目の請求から1年以上経過した時、ご両親から何とか仕事は継続しているが、調子が悪いので再度請求できないか?と言われ、日常生活状況についてメモとして詳しく記載し、主治医の先生に診断書の作成を依頼しました。 診断書の記載内容は1回目の時より、少し悪くなっていたので、何とかOKの範囲でした。

4 2回目の結果

1回目の再請求から1年半以上経過していましたが、2級の障害基礎年金決定書が届きました。

 

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